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2023.01.08 熊本市・石神山公園探鳥会
 ススキの穂にホオジロ類と思われる2羽の小鳥が留まって、その穂をつついている。逆光で色がよく見えないが、頭部には冠羽があるように見える。「ミヤマホオジロです!」という声が聞こえた(後日、このシーンを撮影した方の画像によると、ミヤマホオジロではなくホオジロだった事が分かった)。その鳥の居た丈の高い雑草や灌木が入り混じった所を過ぎると、楠の大木が植わっている少し暗めの林があり、孟宗竹の竹林へと続く。更に行くと、山頂へ続く曲がりくねった急な階段が目に入る。その約300段ある階段を、息を切らせて登ると山頂に着く。やれやれと、一息つきながら遠くに見える山々を見ていた時、西側から20羽ぐらいのハトの群れが飛んできた。光線の角度のせいか、色ははっきりと見えないが、少し緑っぽく感じた。アオバトのようだ。「アオバトです!」と声をあげると、他の人から「いや、ドバトでしょう」と云う声が出る。そのハトの群れは私たちが見ている山頂のすぐ近くを旋回し、反対側へ廻って来た。今度は光の角度も良く、背中の綺麗な緑色がよく見える。やはりアオバトだった。アオバトの大きな群れの飛翔を、すぐ近くの目の下数メートルに見た記憶はあまりない。探鳥会では、なかなか見る事が出来ないだろう。今日一番のハイライトとなった。
 石神山公園を下りて、竹林を通り、叢桂園を過ぎ、釣耕園に出た。釣耕園の池には10数個の飛び石が配置してあり、その飛び石伝いに池を渡って廻ってくる事も出来る。参加していた小学生の男の子に「飛び石を渡ってみたい?」と聞いたところ「うん!」と目を輝かせた。池に落ちないように用心しながら参加者全員が渡った。対岸では小鳥の姿はあまり見る事が出来なかったが、この周辺は何が出てくるか分からないワンダーランドのような面白さも感じられるところだと思った。

[鳥種名]
アオバト,キジバト,カワラバト,アオサギ、ツミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ,ヤマガラ,ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ソウシチョウ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ     以上25種


未分類 | 15:38:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
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