2019-12-29 Sun
海岸での探鳥会なので、寒風吹きすさぶ中での鳥見だと覚悟して、耳当ての付いた帽子、ネックウオーマー、ダウンコート等々、寒さのための準備万端で、熊本港の駐車場に行ったら、風はそれ程吹いてなく、寒さもそれ程厳しくなく、どんよりとした曇り空なので、少し暗いのだけが難点と云えば難点のお天気で、まあまあ良かったなと思いました。駐車場でリーダーの挨拶の後、熊本港の最西端にある埋め立て途中の工事現場に入りました。ここは、一般の方は入れない所で、大きな溜め池のようになっている区画もあり、水鳥たちが安心して休める貴重なサンクチュアリのようになっています。そこへ入って見ると、まず見えたのは海上にカンムリカイツブリ。大型のガントリークレーンの最上部にはハヤブサが留まっていました。巨大な溜め池のようになっている区画には、オオハクチョウが13羽いました(見えないところにも2羽居て、合計すると15羽だったそうです)。その他、たくさんのカモ類の他、カイツブリ、カワウ、クロツラヘラサギ、アイサ類、カモメ類などが見えました。カモ類は総合計で一万羽を超えていたそうです。一番多かったのはオナガガモで8000羽超も居たそうです。芦原の上空にはチュウヒの姿も見られました。
最西端の区画を見た後、今度は、一番東側にある公園へ行きました。ここでは公園の手すりにカワラヒワ、芝生にツグミが見られました。また、堤防には数十羽のクロツラヘラサギが休んでいました。もちろんカモ類も居ましたし、ミサゴも飛んでいました。
今日が今年で最後の探鳥会でしたが、オオハクチョウの他、たくさんの種類と数の野鳥を見る事が出来、皆、大満足の探鳥会となりました。
では、皆様、良いお年をお迎え下さい。
[確認種]
オオハクチョウ、ツクシガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワラバト、カツオドリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、バン、オオバン、タシギ、オオハシシギ、ダイシャクシギ、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツリスガラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、オオジュリン、ツバメ 以上59種
たくさんのカモ類

カワウ

キンクロハジロ

ズグロカモメ

オオハクチョウ

オオハクチョウ
