2019-08-25 Sun
坪井川遊水地のツバメの塒入りは4月初旬から始まっています。120羽くらいのツバメたちがひそかに集まって寝ていました。5月中旬になり300羽、500羽と増えていくにつれ塒入りの場所が変わり、前年と同じ葭原になりました。6月にはいりそろそろ1000羽になろうかというねぐら入り。ガマよりヨシ草好きだったツバメたちは静かに気付かないうちにガマにもとまるようになってきました。7月、5000羽を超えるツバメは燕尾の短いツバメたちがとても増えてきました。飛び方も羽ばたくばかりで旋回の仕方や方向転換がとても下手、まさかの空中でぶつかっては降下したりするシーンがみられました。そして観察会の8月3日、晴天の暑い夕暮れ午後7時前後になると、どこからともなく集まってきたツバメたちは空いっぱいになり1万羽ほどのツバメが塒入りを始めました。飛び方が上手になってきたツバメたちはうるさいくらいに鳴きながら草の上をぐるぐる回ったり空高く飛び回ります。 途中池田町のほうからホトトギスの鳴き声もきこえてきました。7時40分になりツバメは薄暗い空から降ってくるように葭原に吸い込まれていきました。見上げると夕焼け空にたくさんのツバメが飛び回る感動の塒入り。坪井川遊水地では9月まで見られます。 S.S
ねぐら入りする直前のツバメの群れ

葦原に、ねぐら入りを始めたツバメたち

コムクドリの群れも通過しました。

ツバメ
