2017-10-28 Sat
今年のバスツアーは、佐賀県のラムサール条約に登録された干潟、東与賀と肥前鹿島の訪問となった。東与賀に到着すると佐賀県支部の方々が出迎えてくれ、我々のために開催してくれた探鳥会はもう始まっていた。シギ・チドリの秋の渡りのピークは過ぎているとは云え、凄い数の野鳥が眼前の干潟に集まっている。ダイゼン、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、ハマシギ、ツルシギ、オバシギ、コオバシギなどが見える。佐賀県支部の方からカラフトアオアシシギが2羽来ているとの情報を頂いた。場所も教えて頂いたが、識別が難しく、なかなか分からない。佐賀県支部の方にスコープに入れて頂き、やっとそれが確認できた。
次に肥前鹿島へ向かった。肥前鹿島の「新籠」海岸へ着くと、すでに佐賀県支部の方が待っていてくれた。バスから降りると見晴台で海岸の説明をしてくれた。ここはカニやトビハゼ、もちろんムツゴロウなどもたくさん生息しているのに、シギ・チドリは少ないらしい。何故なのか、理由はよく分かっていないとの事だった。海岸を見終えて、「道の駅鹿島」へ向かった。ここは道の駅にビジターセンターが併設されていて、道の駅に来たお客さんが魚や底生生物などの説明を聞くことが出来る。水槽もいくつか置いてあって、目の前の海岸に生息しているトビハゼやウナギ、クラゲなどが展示してあった。センターの窓から海岸を見ていると、干潟に入り、泥んこになって遊んでいる子供たちが目に入った。「干潟体験」をしているところのようだった。
東与賀海岸のシギ・チドリ

参加者 東与賀海岸

東与賀海岸

肥前鹿島干潟

参加者・肥前鹿島干潟

「道の駅鹿島」で、干潟体験をしている人たち

昼食にはムツゴロウも出ました

参加者・バスの中
